2007年10月28日
2007年10月21日
2007年10月20日
銀鉄じゃがいも
山形市中央公民館ホールにて合唱団じゃがいもの
「銀河鉄道の夜」を見てきました。
ミュージカルの銀鉄は以前観たことがあるのですが、
合唱劇って? てなのりで見に行ったのですが、ミュージカルとは違う面白さがありました。
ダンスがない分静かな印象ですが、
大人数の合唱は凛として荘厳で、優しく響いてきました。
ラストが余韻を残す形にしていたのが、演出家の意図を思わされました。
2007年10月14日
縄文まつり
長井市は古代の丘の縄文まつりに行ってきました。
本物の熊皮の絨毯。後ろには巨大な土偶も見えます。
映画祭で上演していた縄文太鼓の楽器たち。
素朴な楽器が並びます。
縄文人が太鼓をたたきます。巨大な太鼓が腹に響きます。
縄文少年少女隊。こちらの演奏も迫力がありました。
イベントも素朴なもの。縄ないの他にりんごの皮むきなんてのも。
紫色の古代米をついた餅も振舞われました。
笹の皿にきな粉をつけて。
手作り感あふれるまつりでした。
2007年10月10日
ドキエム
今日見た作品は「M」
アルゼンチンの軍事独裁政権時に行方不明になった母の記録と記憶を求め、
関係者を探し証言を綴っていく作品。
一人の人間がそしてたくさんの人が簡単にいなくなるという事実に怒り、
真実に近づくため厚い壁を少しずつ崩していく監督の意志の強さと辛抱強さ。
2007年10月08日
ドキ科劇2
シネマ通りの旗も映画祭モード
ミューズも映画祭モード
AZの公民館も映画祭モード
今日は一番見たかったプログラム「やまがた科学劇場」の『宇宙大作戦』
日食を追った「黒い太陽」
秋田の道川のロケット実験を撮った「ペンシルロケットとベビーロケット」
X線天文学を分かりやすく解説した「X線天文学への道」
全世界さらに宇宙規模の電波望遠鏡計画の「3万kmの瞳」
どれも興味深く見られてワクワクしました。
もうひとつ科学映画のプログラム
『サイエンスの胎動:ドイツ・ウーファ社文化映画選』の
「緑の放浪者」「生命の神秘」「夜の猛禽」「レントゲン線」「低温」
ここまで特集の映画ばかりを見ていてコンペ作品を見てなかったので、
後の2本はコンペ作品。
一本は「垂乳女」。カンヌでグランプリを取った「殯の森」の川瀬直美監督の作品。
フォーラムでは映画祭枠ではないのですが、「殯の森」を上演していて、
今日は監督の舞台挨拶もあるので、すごい混雑してました。
もう一本、「あなたが去ってから」。
イスラエル在住のパレスチナ人監督の作品。
非暴力によって平和を築こうとする監督に降りかかった試練を描いている。
2007年10月08日
ドキ科劇
今回の映画祭で楽しみにしていたのがこの特集「やまがた科学劇場」
学研の「科学」で育ったので、(年代的には石森章太郎のチックタック大冒険)
科学と聞くとビビッと来ます。
で見た今日のプログラムは、
『生きものの記録』の「蝉の一生」「或日の干潟」「もんしろちょう」「オランウータンの知恵」
それと『生命のコスモロジスト:樋口源一郎の100年』の
「長崎の子」「声なきたたかい」「女王蜂の神秘」「真正粘菌の生活史」。
特に天童出身の樋口源一郎さんの粘菌は、
ナウシカの腐海のモデルにもなってるので、見たかった作品です。
ところでこのカタログのキャラクターって勝川克志さんですね。
コミックボックスの表紙を思い出しました。
手ぬぐいやTシャツも販売されてました。
その後「やまがたと映画」特集の『やまがた美女列伝』の劇映画
山形出身の女優龍田静枝の「虚栄は地獄」「己が罪作兵衛」
天童の日本発のレコード歌手佐藤千夜子が主題歌の
「東京行進曲」「波浮の港」。千夜子の歌が聴けなかったのが残念。
それからもう一本劇映画。「馬」
馬とそれを育てる農家の娘の物語。
かつて最上町は馬産地だったそうで、馬市のシーンが撮影されている。
主演を高峰秀子。黒澤明が助監督を勤めてました。
今日はここまで。
2007年10月06日
ドキの戦道
三連休に入り、客足も順調に伸びているのでしょうか。
私は会社でしたので、夜からの参加でした。
で見たのが「川中島合戦」
戦前の劇映画でロケを山寺や天童などで行われたため、
今回の特集「やまがたと映画」の一本に選ばれたようです。
タイトルどおり上杉謙信と武田信玄の合戦シーンが山場となるのですが、
物資運搬組の奮闘をメインに、そこに行き着くまでの行軍を丁寧に描かれていました。
市川猿之助、長谷川一夫、山田五十鈴らスターがそろい踏みし、
観客層もちょっと高かったです。
「やまがたと映画」のカタログです。
2007年10月05日
ドキの都
昨日は開会式だけだったので、実質的に今日が映画の始まり。
昨日は済生館の駐車場に止めてAZビルに裏から入ったのですが、
今日は表から入って、すると海外からの関係者ともすれ違って、
映画祭が始まったんだなと実感します。
仕事帰りに見た今日の映画は「映画の都ふたたび」
上の写真になっているデイリーニュースを編集しているYIDFFネットワークを追った作品。
ネットワークは第一回の開催の時からの、映画好きが集まったボランティアです。
今回から映画祭がNPOによる運営となり、
ネットワークのメンバーも主要なポジションを任されることになるのですが、
なれぬ事務処理の山などにしだいに破綻していく。
映画祭は無事開催されるのか。物語はだんだん暗くなっていくのだが、
人と人とのつながり、まさにネットワークが救いとなっていく。
スタッフの皆様ご苦労がしのばれます。これからも良い映画祭になるように、
映画祭に参加するという形で応援して行きます。
映画の後には音楽を担当した「縄文太鼓」の皆さんによって生演奏がありました。
一部メンバーによっても迫力のある演奏でしたが、
本演奏も聞いてみたいものですね。
2007年10月04日
ドキ開幕
始まりました、山形国際ドキュメンタリー映画祭。
平成元年の市制100周年記念に始まった映画祭も今回で10回目。
市を離れNPOの運営による映画祭になりました。
そのためか街の空気もいまいち映画祭に染まってないような。
開会式の後のオープニング上映は「Mount Zao」
戦前のサイレント映画で、蔵王と樹氷を世界に広めた映画。
新雪の樹氷原をすべるスキーヤー。
美しくもすがすがしくもある映像に偶にコミカルなカットが入る。
楽しい映画でした。
2本目は「牧野物語・峠」
この映画祭の産みの親ともいえる小川紳介が山形の詩人真壁仁を取った作品。
真壁の詩「峠」モチーフにして人生の峠を表現している。
これまでの道、これからの道。
峠の蒼天は優しく見つめている。
映画祭では毎日デイリーニュースとしてペーパーが発行されています。
これを読むのも映画祭の楽しみの一つです。
こんな展示もありました。
2007年10月04日
赤い星
今から50年前1957年10月4日、ロシア当時のソ連より
世界初の人工衛星が打ち上げられた。その名はスプートニク。
直径58cm重量83.6kg。信号を発しながら世界中の人々の頭の上を飛んでいた。
当然世界中の望遠鏡やハム無線が観測し、
特に冷戦真っ只中のアメリカは衝撃を受けた。世に言うスプートニク・ショック。
9.11の時のショックよりも大きかったのでは。
その後の宇宙開発および政治がそれを物語ってます。
なにはともあれこの一発が後の人々の生活を一新させた訳ですね。
もうとっくに大気圏に突入していると思うけど、
今でも地球の周りを回っていたら、
後輩の衛星をどんな気持ちで見守っているのだろうかと思う。