2007年10月04日
ドキ開幕
始まりました、山形国際ドキュメンタリー映画祭。
平成元年の市制100周年記念に始まった映画祭も今回で10回目。
市を離れNPOの運営による映画祭になりました。
そのためか街の空気もいまいち映画祭に染まってないような。
開会式の後のオープニング上映は「Mount Zao」
戦前のサイレント映画で、蔵王と樹氷を世界に広めた映画。
新雪の樹氷原をすべるスキーヤー。
美しくもすがすがしくもある映像に偶にコミカルなカットが入る。
楽しい映画でした。
2本目は「牧野物語・峠」
この映画祭の産みの親ともいえる小川紳介が山形の詩人真壁仁を取った作品。
真壁の詩「峠」モチーフにして人生の峠を表現している。
これまでの道、これからの道。
峠の蒼天は優しく見つめている。
映画祭では毎日デイリーニュースとしてペーパーが発行されています。
これを読むのも映画祭の楽しみの一つです。
こんな展示もありました。
2007年10月04日
赤い星
今から50年前1957年10月4日、ロシア当時のソ連より
世界初の人工衛星が打ち上げられた。その名はスプートニク。
直径58cm重量83.6kg。信号を発しながら世界中の人々の頭の上を飛んでいた。
当然世界中の望遠鏡やハム無線が観測し、
特に冷戦真っ只中のアメリカは衝撃を受けた。世に言うスプートニク・ショック。
9.11の時のショックよりも大きかったのでは。
その後の宇宙開発および政治がそれを物語ってます。
なにはともあれこの一発が後の人々の生活を一新させた訳ですね。
もうとっくに大気圏に突入していると思うけど、
今でも地球の周りを回っていたら、
後輩の衛星をどんな気持ちで見守っているのだろうかと思う。