スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2010年05月16日

暁と隼



5月18日(火)6時44分14秒に日本の金星探査機「あかつき」が打ち上げられます。
金星の気象を観測する衛星、いわば金星のひまわりですね。

「あかつき」を打ち上げるH-IIAロケット17号機は一緒に、
小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROSイカロス」と、
大学が開発した4つの小型衛星も打ち上げられます。
セイル機(宇宙帆船)といえば「太陽の簒奪者」を思い出しますね。
「竜の卵」もそうかと思いましたが、確認したら「ロシュ・ワールド」の方でした。
太陽風を利用するのではないので、これも似て非なるものですけど。


新たに旅立つ船もあれば帰ってくる船もあります。
そして日本の小惑星探査機「はやぶさ」が6月13日(日)23時頃に帰ってきます。
小惑星イトカワの欠片が入っている(かもしれない)カプセルが、
オーストラリアのウーメラ砂漠に着陸する予定です。
他の天体に行って帰ってくるのは、月に行ったアポロ計画以来。
入ったっきりがほとんどの宇宙探査で、
行きて帰りし物語のはやぶさの旅は感慨深いものです。
絶望的なトラブルに見舞われた探査機もへこたれなかったのは、
地上で監視操作する人々が諦めなかったからです。
機械と人との結びつきが成功へと繋がったいった物語です。


どの衛星も無事旅立ち帰還してもらいたいものです。

あかつき特設サイト
http://www.jaxa.jp/countdown/f17/index_j.html

はやぶさカウントダウンサイト
http://hayabusa.jaxa.jp/
  


Posted by 望 at 20:55Comments(2)日記/一般