2011年06月02日
日蝕
日蝕見られなかった。それより起きれなかった。
蝕で思い出されるのがこの作品。
ストーリーも凄いけど、細部まで描き込まれた絵に引き込まれます。
戦いでうけた傷は次の回でも同じ場所にキチンと描かれているという几帳面な作品です。
ガッツとグリフィスは陰と陽の対比として時に月と太陽に象徴されてますが、
月が太陽を隠す日蝕は、二人の人生の軌道が重なった時のようでもあります。
グリフィスがガッツを食うのではなく、その逆というのが、
もしかしたら今後の展開を暗示してるような気がします。
最近の日蝕というばこれでしょう。
月の影が円であるなんて忘れてました。
正確には真円ではないのでしょうが、そんな些細なことも忘れさせるアイデアの勝利です。
夏の映画ではどんな話を見れてくれるのか楽しみです。
来年の5/21に金環食がありますが、
そんなにまたなくても今月6/16に皆既月食があります。
日の出前のまたしても眠い時刻で、山形では皆既になる前に月没するのですが。
梅雨の合間に見られたらいいな。