新仙台市天文台開台

2008年07月06日 21:50

 

仙台市の天文台が7月1日に西公園から錦ヶ丘に移ってきました。

 

中はこんな感じ。
総合天文台といえば惑星の縮尺模型ですよね。




旧天文台のプラネタニウムが展示されてました。

 

こちらは新しいプラネタニウム。
五島光学のケイロン。先代に比べてずいぶん小さくなりましたね。
でも周辺の装置が大きく場所を占めていました。


 

早速プラネタニウムを見てきました。
一本目は「スター・オブ・ファラオ」
古代エジプトで見えていた星を紹介していて、
巨大な遺跡の当時の様子を再現していたり、
歳差の関係で当時の北極星がりゅう座のツバーンだったりと、
結構深い内容の見ごたえのある番組でした。




二本目は「星になったチロ」
星の著作や星の写真で有名な藤井旭さんの犬であり
福島県白河天文台の台長であったチロの実話に基づいたものがたり。
ファミリー向けの暖かい話でした。



三本目は星空ライブ「SENDAIが見た宇宙」
開台のテーマ○○が見た宇宙に沿った番組。
前半は季節の星空の案内で、後半に仙台と星との関係を紹介してました。
太白山の由来とか、伊達政宗の辞世の句にも月が出ていたりとか。
ライブ番組って一番そのプラネタニウムの特色がでますから、
これからも仙台・宮城にちなんだ番組をお願いします。



「宇宙を身近に」がテーマの天文台。
これからのイベントや観測会なども楽しみなところです。

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