2007年10月04日 23:12
始まりました、山形国際ドキュメンタリー映画祭。
平成元年の市制100周年記念に始まった映画祭も今回で10回目。
市を離れNPOの運営による映画祭になりました。
そのためか街の空気もいまいち映画祭に染まってないような。
開会式の後のオープニング上映は「Mount Zao」
戦前のサイレント映画で、蔵王と樹氷を世界に広めた映画。
新雪の樹氷原をすべるスキーヤー。
美しくもすがすがしくもある映像に偶にコミカルなカットが入る。
楽しい映画でした。
2本目は「牧野物語・峠」
この映画祭の産みの親ともいえる小川紳介が山形の詩人真壁仁を取った作品。
真壁の詩「峠」モチーフにして人生の峠を表現している。
これまでの道、これからの道。
峠の蒼天は優しく見つめている。
映画祭では毎日デイリーニュースとしてペーパーが発行されています。
これを読むのも映画祭の楽しみの一つです。
こんな展示もありました。